吉田/徒然/研究メモ
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
|
ログイン
]
開始行:
[[吉田>吉田]]/[[徒然>吉田/徒然]]
こういうのチマチマ書くことでモチベーションの向上を図る。謀るでも間違ってはいない。
#contents
**自分がやってるっぽい研究について [#a04277ac]
***テーマ [#u5de5964]
>&size(16){''2DCDPを用いた画像のスポッティング認識''};
-2DCDPとは、A上の点からB上の点への最適経路を求めることでAとBの類似度を判断する伸縮マッチング法のこと。
--参考:http://www.tuat.ac.jp/~tuatmcc/contents/monthly/200207/DP.html
-スポッティング認識とは、対象のセグメンテーションと認識を同時に行うこと。
--ついでにセグメンテーションとは、メモリに格納すること(でいいハズ)~
つまりスポッティング認識は認識した対象(画像)のメモリ格納と概形の取得を同時に行えるナイス野郎なのである。
~
-で、要はなにかと言えば、用意した参照画像の認識パターンに一致しそうなフレームが動画のフレーム群に存在するか、したとして動画内でどんな動きをしているかを認識・追跡する。らしいですよ?
~
***それがなんの役に立つのさ [#t48def4e]
-この技術で何が出来るかと言えば、例えば手配犯の写真とか似顔絵とかの特徴パターンが防犯カメラの映像内に現れたか否かをコンピュータで判断・発見が出来る。人件費削減できるね。
-基準とした画像との相違特徴点を検出できるので、レントゲンで腫瘍を見つけたりとか。
-まぁほかにもあるだろうけど。
***で、現状ではどんな感じ? [#f4a95bfe]
-CELLプロセッサを使うことで、Pentium4で1フレーム約45秒もかかってたのを約2秒にまで高速化出来ている。
--CELLプロセッサとは、ソニーちゃんその他(その他ってお前。SCE・IBM・東芝)が開発したマルチコアプロセッサで、PS3に使われたりしてる。
--特徴は制御用コア(PPE)x1と演算用コア(SPE)x8という非対称コア構成で、専用言語により配列同士の演算を1命令で実行したり出来る。これでループとはおさらばである(というか極力ループを排除する言語思想をしている)
--まぁこれでも読め。
---[[Cellプログラミングチュートリアル>http://cell.fixstars.com/ps3linux/index.php/Cell%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB]]
---[[The Cell Processor - PukiWiki>http://cell.fixstars.com/pukiwiki/index.php?The%20Cell%20Processor]]
---[[Linux on PS3>http://todotani.cocolog-nifty.com/blog/]]
---[[Sony Computer Entertainment Inc.>http://cell.scei.co.jp/]]
-2秒なら、例えばtaspoなんかの顔認識ならストレス無くこなせるね(そういやtaspoの顔認識は何使ってんだろ)
-動画の場合30フレーム/秒なので''1フレーム0.03秒でこなせなきゃならない''。
***ならばやるべきは、 [#x667d85d]
--さらなる高速化の方法として、今までDPマッチングを行と列で別々にやってた(つまり対象画像2次元+参照画像の行1次元+参照画像の列1次元=4次元処理)のを纏めることで3次元的処理にするものが挙げられている。
#ref(2dcdp-y-path.jpg)
--認識を行列一括で行える分精度は上がるが、処理が(2次配列x1次配列)x2回から2次配列x2次配列になり一度に必要なメモリ量が跳ね上がった。
--ので、PS3のCELLに載ってる512MBでは全然足りない(3GBとか要るらしい)
--で、この解決案としては今(2009/08/06)のところ次の二つ。
---1.CELL並べてクラスタ化しようぜ!10台並べりゃ5GBだぜ!動かすまでが地獄だけどな!~
>PS3クラスタ化ガイド:[[PS3Cluster Guide By The Cluster Workshop>http://www.ps3cluster.umassd.edu/index.html]]~
>CELLプログラミング:[[CELL Wiki>http://cell.fixstars.com/pukiwiki/index.php?The%20Cell%20Processor]]、[[チュートリアル>http://cell.fixstars.com/ps3linux/index.php/Cell%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB]]、[[Linux on PS3>http://todotani.cocolog-nifty.com/blog/]]、[[Sony>http://cell.scei.co.jp/]]
---2.んなメンドクセーCELLなんかほっぽってGPUとか使おうぜ!最近のは単体1G超えてるしさ!さ!~
>CUDA:こことその参考サイトが - http://wiki.livedoor.jp/mikk_ni3_92/d/CUDA
---3.それはそれとしてIntel I7とかどうよ?
---4.果報は寝て待て。
--4は日々の睡眠に任せるとして、浪漫ならCELLクラスタ、挑戦ならGPU+CUDA、理或ならI7、だろうか。
--ちなみにGPUはグラボとかに使われてるアレですが単純な処理ユニットを多数所持していて並列処理において通常CPUより高速な処理が可能だったり。
--クラスタ化は動くまでが遠そうなのでGPUでCUDAの方がまだ取り掛かり速度は早いだろね。
~
***作業履歴 [#addcf453]
何とも回り道。
-
-
-10月後半: 中間報告。逐次処理コードの最適化をあれやこれや.~
逐次型としては悪化してたりしてなかったり.
-8月前半: しかし要るのは新法。矢口氏の2DCDPの理解。PS3CELLのメモリでは足らなそうなので実装環境も考える(ex.CELLクラスタ、GPU+CUDA)~
プログラムは矢口さんの作成したモノを頂いた。これを先の実装環境用に書き直すことになる。のか。
-7月後半: そもそもどんな手法を使ってるかの理解が足りていなかった。岩佐氏の2DCDPの理解。あと「これからレポート・論文を書く若者のために」とか読む。意識改革。
-7月前半: プログラム読みとCELLプログラミングの勉強。
-6月後半: 実機PS3に垢作ってプログラムを走らせる。動いたが、それだけでは意味不明。仮想Fedoraもシミュレータ含め動くようになった。らしい。~
プログラムをチマチマ読む。
-5月・6月前半: 引き継いだプログラムを動かすのに仮想Linux+シミュレータを構成。難航。
***メモ [#i7417130]
メモの中にメモがおる・・・
-べ、別に今まで遊んでたワケじゃないんだからッ! という証拠作り。
--''ぶっちゃけアルゴリズムを説明する部分の英文がメダパニズム。''
--発表終わり(10/26)。30分程度(内ツッコミが半分ほど.
---&ref(吉田/日誌/2009-10-26/progres5.ppt);
--思い知ったこと。
--やること自体はシンプル。方法がメンドイだけ。
++2DCDPって技術があって、これこれこんな特性があって、なんたらの分野に最適なことを示して、高速化に意味があることを解らせる.
---図でも何でも直感でどういう技法かを解らせる.
---歴史とかも:会津大初のなんたらかんたら.
++駄目なところを書き、それをどうしたいのかの目的を示す.
---ぶっちゃけどのくらいのモノにしたいのかを示す.
---ハード依存ならプラットフォームも.
---最終値からのトップダウン
++取り敢えず処理がどういう流れかを掻い摘む.
---次からとる方法を納得させるため.
++方法論として何が出来るかを示す.
---最終値からのトップダウン
---メモリ削るならどうするか.→何処をどう削ったか.
---並列化ならどこをどうするか.→何処をどう並列化したか.
++結果どうなったかを示し、成功非成功を謳う.
---天命.
__________________________________________________________________________________
#comment
終了行:
[[吉田>吉田]]/[[徒然>吉田/徒然]]
こういうのチマチマ書くことでモチベーションの向上を図る。謀るでも間違ってはいない。
#contents
**自分がやってるっぽい研究について [#a04277ac]
***テーマ [#u5de5964]
>&size(16){''2DCDPを用いた画像のスポッティング認識''};
-2DCDPとは、A上の点からB上の点への最適経路を求めることでAとBの類似度を判断する伸縮マッチング法のこと。
--参考:http://www.tuat.ac.jp/~tuatmcc/contents/monthly/200207/DP.html
-スポッティング認識とは、対象のセグメンテーションと認識を同時に行うこと。
--ついでにセグメンテーションとは、メモリに格納すること(でいいハズ)~
つまりスポッティング認識は認識した対象(画像)のメモリ格納と概形の取得を同時に行えるナイス野郎なのである。
~
-で、要はなにかと言えば、用意した参照画像の認識パターンに一致しそうなフレームが動画のフレーム群に存在するか、したとして動画内でどんな動きをしているかを認識・追跡する。らしいですよ?
~
***それがなんの役に立つのさ [#t48def4e]
-この技術で何が出来るかと言えば、例えば手配犯の写真とか似顔絵とかの特徴パターンが防犯カメラの映像内に現れたか否かをコンピュータで判断・発見が出来る。人件費削減できるね。
-基準とした画像との相違特徴点を検出できるので、レントゲンで腫瘍を見つけたりとか。
-まぁほかにもあるだろうけど。
***で、現状ではどんな感じ? [#f4a95bfe]
-CELLプロセッサを使うことで、Pentium4で1フレーム約45秒もかかってたのを約2秒にまで高速化出来ている。
--CELLプロセッサとは、ソニーちゃんその他(その他ってお前。SCE・IBM・東芝)が開発したマルチコアプロセッサで、PS3に使われたりしてる。
--特徴は制御用コア(PPE)x1と演算用コア(SPE)x8という非対称コア構成で、専用言語により配列同士の演算を1命令で実行したり出来る。これでループとはおさらばである(というか極力ループを排除する言語思想をしている)
--まぁこれでも読め。
---[[Cellプログラミングチュートリアル>http://cell.fixstars.com/ps3linux/index.php/Cell%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB]]
---[[The Cell Processor - PukiWiki>http://cell.fixstars.com/pukiwiki/index.php?The%20Cell%20Processor]]
---[[Linux on PS3>http://todotani.cocolog-nifty.com/blog/]]
---[[Sony Computer Entertainment Inc.>http://cell.scei.co.jp/]]
-2秒なら、例えばtaspoなんかの顔認識ならストレス無くこなせるね(そういやtaspoの顔認識は何使ってんだろ)
-動画の場合30フレーム/秒なので''1フレーム0.03秒でこなせなきゃならない''。
***ならばやるべきは、 [#x667d85d]
--さらなる高速化の方法として、今までDPマッチングを行と列で別々にやってた(つまり対象画像2次元+参照画像の行1次元+参照画像の列1次元=4次元処理)のを纏めることで3次元的処理にするものが挙げられている。
#ref(2dcdp-y-path.jpg)
--認識を行列一括で行える分精度は上がるが、処理が(2次配列x1次配列)x2回から2次配列x2次配列になり一度に必要なメモリ量が跳ね上がった。
--ので、PS3のCELLに載ってる512MBでは全然足りない(3GBとか要るらしい)
--で、この解決案としては今(2009/08/06)のところ次の二つ。
---1.CELL並べてクラスタ化しようぜ!10台並べりゃ5GBだぜ!動かすまでが地獄だけどな!~
>PS3クラスタ化ガイド:[[PS3Cluster Guide By The Cluster Workshop>http://www.ps3cluster.umassd.edu/index.html]]~
>CELLプログラミング:[[CELL Wiki>http://cell.fixstars.com/pukiwiki/index.php?The%20Cell%20Processor]]、[[チュートリアル>http://cell.fixstars.com/ps3linux/index.php/Cell%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB]]、[[Linux on PS3>http://todotani.cocolog-nifty.com/blog/]]、[[Sony>http://cell.scei.co.jp/]]
---2.んなメンドクセーCELLなんかほっぽってGPUとか使おうぜ!最近のは単体1G超えてるしさ!さ!~
>CUDA:こことその参考サイトが - http://wiki.livedoor.jp/mikk_ni3_92/d/CUDA
---3.それはそれとしてIntel I7とかどうよ?
---4.果報は寝て待て。
--4は日々の睡眠に任せるとして、浪漫ならCELLクラスタ、挑戦ならGPU+CUDA、理或ならI7、だろうか。
--ちなみにGPUはグラボとかに使われてるアレですが単純な処理ユニットを多数所持していて並列処理において通常CPUより高速な処理が可能だったり。
--クラスタ化は動くまでが遠そうなのでGPUでCUDAの方がまだ取り掛かり速度は早いだろね。
~
***作業履歴 [#addcf453]
何とも回り道。
-
-
-10月後半: 中間報告。逐次処理コードの最適化をあれやこれや.~
逐次型としては悪化してたりしてなかったり.
-8月前半: しかし要るのは新法。矢口氏の2DCDPの理解。PS3CELLのメモリでは足らなそうなので実装環境も考える(ex.CELLクラスタ、GPU+CUDA)~
プログラムは矢口さんの作成したモノを頂いた。これを先の実装環境用に書き直すことになる。のか。
-7月後半: そもそもどんな手法を使ってるかの理解が足りていなかった。岩佐氏の2DCDPの理解。あと「これからレポート・論文を書く若者のために」とか読む。意識改革。
-7月前半: プログラム読みとCELLプログラミングの勉強。
-6月後半: 実機PS3に垢作ってプログラムを走らせる。動いたが、それだけでは意味不明。仮想Fedoraもシミュレータ含め動くようになった。らしい。~
プログラムをチマチマ読む。
-5月・6月前半: 引き継いだプログラムを動かすのに仮想Linux+シミュレータを構成。難航。
***メモ [#i7417130]
メモの中にメモがおる・・・
-べ、別に今まで遊んでたワケじゃないんだからッ! という証拠作り。
--''ぶっちゃけアルゴリズムを説明する部分の英文がメダパニズム。''
--発表終わり(10/26)。30分程度(内ツッコミが半分ほど.
---&ref(吉田/日誌/2009-10-26/progres5.ppt);
--思い知ったこと。
--やること自体はシンプル。方法がメンドイだけ。
++2DCDPって技術があって、これこれこんな特性があって、なんたらの分野に最適なことを示して、高速化に意味があることを解らせる.
---図でも何でも直感でどういう技法かを解らせる.
---歴史とかも:会津大初のなんたらかんたら.
++駄目なところを書き、それをどうしたいのかの目的を示す.
---ぶっちゃけどのくらいのモノにしたいのかを示す.
---ハード依存ならプラットフォームも.
---最終値からのトップダウン
++取り敢えず処理がどういう流れかを掻い摘む.
---次からとる方法を納得させるため.
++方法論として何が出来るかを示す.
---最終値からのトップダウン
---メモリ削るならどうするか.→何処をどう削ったか.
---並列化ならどこをどうするか.→何処をどう並列化したか.
++結果どうなったかを示し、成功非成功を謳う.
---天命.
__________________________________________________________________________________
#comment
ページ名: